ごま油は中性脂肪を下げるリノール酸が豊富

ゴマ油とごま

 

中性脂肪値が気になる方は、油の摂取には特に気をつかいますよね。油はなるべく控えておきたいところですが、かと言って全く摂らなければいいというものではありません。

 

油の中には人間の体に必要な必須脂肪酸と呼ばれる物や、中性脂肪値の改善に効果のある物もあります。こおばしい香りが特徴のごま油も、そんな必須脂肪酸の一つで中性脂肪を下げる働きがあると言われています。

 

しかし、ごま油は摂り過ぎには気を付けなければならない注意点もあるのです。一体どうしてでしょうか?今回はごま油と中性脂肪についてご紹介していきましょう。

 

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ごま油は中性脂肪を下げる働きもある不飽和脂肪酸

 

油には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、飽和脂肪酸は常温で固体の油、不飽和脂肪酸は常温で液体の油と覚えておくと分かりやすいです。

 

飽和脂肪酸は肉の脂やバターなど動物性の脂肪で、摂り過ぎると中性脂肪を増やしてしまうので気を付けなければなりません。

 

不飽和脂肪酸は人間の体では作り出すことのできない必須脂肪酸で、中性脂肪値やコレステロール値を下げる働きもあります。しかし、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸はどちらかだけを摂取すればいいのではなく、バランス良く摂取することが大切なのです。

 

ごま油の主成分リノール酸とオレイン酸とは

 

ごま

 

ごま油の50%は油で、その主となるのがリノール酸とオレイン酸です。リノール酸は体の組織を正常に動かすために必要で、コレステロール値や中性脂肪値を下げる効果があると言われています。

 

オレイン酸は、悪玉コレステロールを減らし、結果的に中性脂肪値の改善も期待できます。酸化しにくく加熱調理にも向く特徴がありますが、加熱しすぎて150度以上になると体に有害な物質を生成してしまうので注意が必要です。

 

ごま油の摂り過ぎには注意も必要

 

ごま油に含まれるオレイン酸は、善玉コレステロール値を下げずに悪玉コレステロールだけを減らしてくれます。しかし、リノール酸は悪玉コレステロールだけでなく、善玉コレステロールまでも減らしてしまうので、ごま油の摂り過ぎはかえってよくありません。

 

また、リノール酸は体内でアラキドン酸を合成し、過剰になると有害性が出てアレルギー症状を強めてしまう可能性があるため、摂り過ぎには気を付けなければなりません。

 

そもそもごま油はかなり高カロリーですので、中性脂肪値を改善するためには適度な量に抑えておきたいですね。リノール酸には酸化しやすい特性があり、酸化すると発がん性のある過酸化脂質を生成してしまいます。

 

しかし、ごま油に関しては他の食用油に比べて酸化安定性に優れているため、その点は安心できるかと思います。より安全に使用するために、消費期限(賞味期限)にかかわらずできるだけ早めに使い切るようにしましょう。

 

ごま油の有効成分や健康効果は?

 

ごま油にはゴマリグナンと呼ばれる微量成分を含んでいて、健康効果を得ることができます。ゴマリグナンとはゴマ特有の成分でセサミン、セサモリン、セサミノールなどがあります。

 

よく耳にするセサミンが主成分となっていて、強い抗酸化作用があることが特徴です。このゴマリグナンの抗酸化作用により、活性酸素を除去し、老化や生活習慣病を予防する効果が期待できます。

 

他にもゴマリグナンには、脂肪酸の代謝を促進したり、肝機能を改善するなどの効果があります。ごま油は摂り過ぎはよくありませんが、適度に摂ることで中性脂肪にも良い効果を得ることができます。他の油と併用しながら取り入れていきたいですね。

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