中性脂肪を上げるホルモン?ストレス、女性は更年期が要注意

 

ホルモンは、人間の体の中に100種類以上あり、それぞれ体の機能をコントロールする役割を果たしています。人間の体はホルモンの影響により、様々な変化をもたらすのです。

 

ホルモンが過剰に分泌されたり、分泌が低下すると、病気のリスクを高めることもあります。そして、もちろんホルモンの中には中性脂肪に関わりの深いものもあります。ホルモンによって、中性脂肪値にどのような影響があるのでしょうか?

 

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代謝に関わる成長ホルモンと中性脂肪の関係とは

 

成長ホルモンとは、文字通り成長に関わりのあるホルモンで、身長を伸ばす働きなど、成長期に大切なホルモンです。ただ、成長ホルモンは成長期だけのものではなく、大人になってからも分泌されます。

 

成長ホルモンには、人間の体のエネルギーを作り出す代謝に関わる働きがあります。成長ホルモンは脂質や糖質、タンパク質の代謝を促し、エネルギーに変換します。

 

脂質の代謝を促すことで、脂肪の分解を助け、中性脂肪値やコレステロール値を下げてくれるのです。成長ホルモンの分泌が低下すると、肥満になりやすくなってしまいます。

 

成長ホルモンは、脳の下垂体から分泌されるホルモンで、睡眠中に大量に分泌されます。特に、眠り始めの3時間に分泌されるので、この時間の眠りの質を上げておきたいところです。

 

眠り始めに深い睡眠を確保できるように、寝る前にはカフェインを控える、スマホやパソコンの画面を見ないなど、リラックスできるような環境を整えていきましょう。

 

ストレスに関わりの深いホルモンと中性脂肪の関係

 

 

中性脂肪値の改善には食事の改善運動が大切ですが、その効果が表れにくいことがあります。食べ過ぎや運動不足によるものではなく、ストレスによって中性脂肪が増加してしまうこともあるのです。

 

人間の体はストレスを受けると、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位な状態となります。交感神経が刺激されると、アドレナリンやノルアドレナリンなどの興奮系のホルモンの分泌が増加します。

 

これらのホルモンの働きにより、血管が収縮されて心拍数や血圧が上がり、血糖値の上昇も引き起こされます。血糖値の上昇は、中性脂肪の増加にも繋がる恐れがあります。

 

また、ストレスにより、副腎皮質からステロイドホルモン(コルチゾール)の分泌量が増加します。このホルモンには、タンパク質を脂肪や糖分に変えるという働きがあるため、中性脂肪を増やす作用があるのです。ゆっくり休む、好きなことをするなどストレス解消法を見つけて、自律神経を正常に保っていきましょう。

 

女性のライフステージに関わる女性ホルモンと中性脂肪

 

 

女性の体は、ライフステージに合わせて女性ホルモンの影響を強く受けています。女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。

 

エストロゲンは脂質代謝に関わりがあり、コレステロール値を下げ、血管をしなやかに保つ働きがあるのです。このため、更年期を迎えてエストロゲンの分泌が減ると、肥満や脂質異常症の症状を引き起こしやすくなり、中性脂肪値の上昇にも繋がってしまいます。

 

更年期だけでなく、女性ホルモンのバランスが崩れて、エストロゲンの分泌量が減ってしまうこともあります。女性ホルモンのバランスを整えるには、良質な睡眠や規則正しい食生活など生活習慣の改善が大切です。
ホルモンの分泌量は、睡眠やストレスなどが大きく関わってきます。規則正しい生活で、中性脂肪値の改善に努めていきましょう。